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よくあるご質問

遺産整理(相続手続き)はどのような点に気をつければ良いのでしょうか?

まずは財産の洗い出しから行うこととなります。時間がかかる手続きが多いので、期限に間に合うよう計画的に実施することが重要です。

遺産整理はまず、被相続人の所有していた財産の洗い出しを行い、その財産の評価額を算定する必要があります。
財産の評価額の算定は、現金・預貯金・株式/公社債などの有価証券は金融機関に残高証明書を発行してもらえば客観的な評価額がわかりますが、問題は土地です。『一物四価』といって、1つの土地には「時価」「公示価格」「相続税評価額」「固定資産税評価額」の4つの価格があります。土地の評価額を算定する際に、これら4つの価格のどれを採用するかによって遺産分割の方針も変わってきますので注意が必要になります。

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財産の洗い出しと財産の評価額の算定が済んだ後は、遺産分割協議書の作成銀行口座や有価証券の名義変更・解約(戸籍謄本などの公的書類の申請取得、相続関係説明図の作成を済ませておく必要があります)、最後に遺産分割協議書に沿って相続人へ財産を分配して遺産整理が終了します。行うべき手続きが非常に多く時間がかかるため、多くの方が本当に苦労されています。相続税の申告も必要になる場合には更に大変なため、事前に準備を行い、十分な時間をご用意いただくことが必要になります。

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遺産整理の際には財産の洗い出しと財産の評価額を算定する必要がありますが、土地の評価には注意が必要です。また、遺産整理手続きには多くの時間と労力が必要となります。少しでも時間や労力を抑えたいとお考えの場合は、相続に特化した専門家にご相談いただくことをおすすめしております。

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