アクティブシニアとは?シニア世代の新しいライフスタイルとデジタル活用の可能性
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アクティブシニア
目次
この記事について
日本では人生100年時代と言われるようになり、60歳以降の生活も「まだまだ現役」としての可能性が広がっています。そんな中で近年注目を集めているのが「アクティブシニア」という存在です。 この記事では、アクティブシニアの定義や最新の統計情報、実際のデジタル活用例、さらにはシニアのウェルビーイング(心身の充実)にデジタルがどう貢献できるかをご紹介します。アクティブシニアとは?
「アクティブシニア」とは、定年後も健康で社会参加意欲が高く、自立した生活を送りながら、新しいことに挑戦し続ける高齢者層のことを指します。加齢による身体的制限はあっても、それを補って余りある知見、経験、学び続ける意欲が特徴です。 内閣府「令和6年版 高齢社会白書」によると、65歳以上の高齢者人口は3,623万人(総人口の29.1%)となった。 このように、日本人の約3人に1人が65歳以上という状況となっており、高齢者の存在感はますます大きくなっています。 そのうち、就労意欲や地域活動への参加意欲を持つ「元気なシニア」は年々増加しており、社会活動への参加状況と生きがいの感じ方について見ると、何らかの活動に参加した人のうち、生きがいを「十分感じている」又は「多少感じている」との回答は84.4%であり、いずれの活動にも参加しなかった人を22.7ポイント上回っている。 また、60代のスマートフォン保有率は約86%、70代以降を含めても64.4%程度(総務省「通信利用動向調査(令和5年)」)というデータもあり、情報感度の高いシニア層の存在が明らかです。
アクティブシニアとデジタルの接点
こうしたシニア層の中には、デジタル技術を日常生活の中で積極的に活用している人々も多く見られます。デジタル活用の具体例
- LINEやFacebookなどのSNSで、孫や友人とこまめに連絡を取る
- YouTubeで健康体操の動画を見て、毎朝自宅で体を動かす
- Zoomを使って趣味の書道や英会話のオンライン講座に参加
- PayPayや楽天ペイなどのキャッシュレス決済でスムーズな買い物
- Amazonや楽天市場で日用品や健康食品をネットショッピング
- 旅行サイトで、ホテル予約やツアー申込
- コンサートや美術館のチケットをスマホから予約・購入
デジタル活用の壁と心理的なハードル
よくある課題・不安
- そもそも使い方がよくわからない/言葉が難しい
- 孫や子どもに聞くのも悪いなと思ってしまう。忙しそうだし…
- 子どもは遠方に住んでいて、電話だけでは伝えきれない
- お店に行って聞くのもおっくう/詳しすぎる人に聞くのは気が引ける
- 操作ミスや詐欺被害への恐れ
- せっかく学んでも定期的に使わないと忘れてしまう
シニアはどうやってデジタルに取り組んでいるのか?
自分に合ったスタート地点を選ぶ
- 「孫とLINEでやりとりしたい」→スマホの使い方を学ぶ
- 「旅先で困らないようにしたい」→Googleマップや乗換案内を使ってみる
- 「健康管理をしっかりしたい」→歩数計アプリや血圧管理アプリを導入
- 「趣味をもっと深めたい」→YouTubeで手芸・料理・囲碁などの動画を視聴
課題
- 一度つまずくと自信をなくしやすい
- 聞く人がいない/聞いても理解できない
- 家族に頼りづらいという心理的障壁
- 操作ミスや詐欺への恐れ
- 習慣化と継続の難しさ
デジタルがもたらすシニアのウェルビーイング
事例①:70代女性・一人暮らし 「以前は外出も減り、孤独を感じていたが、Zoomを使ったオンライン俳句教室に参加したことで、週に1回は人と会話ができるようになった。今では俳句仲間と季節の作品をLINEで送り合っている。」 事例②:60代男性・退職後にITに目覚める 「定年後、時間ができたのでオンラインでプログラミングを学び始めた。今では仲間とシニア向けアプリの開発に取り組んでおり、若者とコラボする機会も増えた。『第二の青春』のような気持ちで毎日が充実している。」 事例③:80代男性・旅行好き 「旅行が趣味で、ネット予約は難しいと思っていたが、サポートを受けて使い。未来は「アクティブシニア」とともに
これからの日本社会は、シニア世代が単に“高齢者”として扱われるのではなく、人生経験を活かしながら未来を共に築いていく「パートナー」としての存在になることが期待されています。 年齢に関係なく、誰もが新しいことに挑戦できる社会。そこでは、デジタルを使いこなす力もまた、自由な暮らしや心の豊かさを支える重要な要素となります。 「もう遅い」なんてことはありません。 「まだ知らないことがある」からこそ、学ぶ楽しさ、つながる喜び、そして毎日の充実感が広がっていくのです。 これからの未来は、あなたのようなアクティブシニアとともに動き始めます。ワクデジ(ワクワクをデジタルで)
人生100年時代が到来した今、いくつになってもウェルビーイング※な生活を送れるように相続専門の税理士法人がデジタル活用のサポートも含めてお手伝いします。訪問型デジタルサポート「ワクデジ」
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陽⽥ 賢⼀税理士法人レガシィ 代表社員税理士 パートナー
企業税務に対する⾃⼰研鑽のため税理⼠資格の勉強を始めたところ、いつの間にか税理⼠として働きたい気持ちを抑えられなくなり38歳でこの業界に⾶び込みました。そして今、相続を究めることを⽬標に残りの⼈⽣を全うしようと考えております。先⼈の⽣き⽅や思いを承継するお⼿伝いを誠⼼誠意努めさせていただくために・・
武田 利之税理士法人レガシィ 代表社員税理士 パートナー
相続はご他界された方の人生の総決算であると同時にご遺族様の今後の人生の大きな転機となります。ご遺族様の幸せを心から考えてお手伝いをすることを心掛けております。
<総監修 天野 隆、天野 大輔税理士法人レガシィ 代表>
<総監修 天野 隆、天野 大輔>税理士法人レガシィ 代表