コラム

第3回ユイゴン書くと元気だね 第3回

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公開日 2026年05月08日
最終更新日 2026年05月08日

デジタルで作成した遺言書を法務局で保管する「保管証書遺言」は4月に閣議決定され、デジタル遺言制度の実現が現実味を帯びてきました。
レガシィでは、揉めない相続の実現と日本の遺言文化の刷新を目指し、遺言アプリ「AIユイゴンWell-B」を開発・ローンチしました。目標は、日本の遺言作成率を9%から50%へ。


 

【登場人物】
ユイ先生: 父から事務所を引き継いだアトツギ女性税理士。シニア顧問先多数。甘党。
ゴンさん: 両親のカフェを引き継いだ50代男性。ユイ先生の顧問先。
マダナイ: AIユイゴンWell-B内で働く猫。最新AIなのに昼寝の稼働率が高い。

 

 

ゴンさん(以下ゴン):カランコロンカラン。いらっしゃ〜い…あ、ユイ先生、先日の確定申告ではお世話になりました!

 

ユイ先生(以下ユイ):今年はいろいろ論点あったわよね!だから、いちごパフェ大盛3つで!

 

ゴン:えー!前回は2つだったのに!

 

ユイ:欲望には際限がないのよね。相続でも一緒よね。あ、相続といえば、この間のお父さまの遺言の話、途中まで作って止まっていたってことだったけど、その後どうなりました?

 

ゴン:それが驚いたことに、また再開したんですよ。

 

ユイ:え、すごい!前回マダナイ君が「気持ちを整理する作業は、心のエネルギーを使うし、途中で止まるのも自然。気持ちが整ったタイミングで、また続ければいい」って言ってたけど、気持ち整ったんですか?

 

ゴン:はい。どうすれば気持ちが整うか、マタナイ君にまた相談したんです。そしたら「付言事項のタネを書いてみたら?たとえば、感謝したい人は?」って。

 

ユイ:あ、それ正解やつだ!「誰に何をどんな思い出とともに伝えたい?」って感じでしょ?

 

ゴン:はい。そしたら、母に「結婚してかわいい子供まで産んでくれて、ありがとう」って自然と書けたみたいなんです。

 

ユイ:きゃー、って自分で「かわいい」って言ってる(笑)

 

ゴン:いえいえ、しかもイケメンで、カフェまで継いでくれて、ユイ先生もベタ惚れな息子に育ててくれてって。

 

ユイ:こらこら、調子に乗らない!でも、なんでそれだけで再開できたのかしら?

 

マダナイ : たぶん「正しさ(法律や配分)」より先に「伝えたい気持ち」を言葉にできたからだにゃ。付言事項は、形式よりも「その人の声」が出ると一気に進みやすいにゃ。

 

ユイ:あらマダナイちゃん、もっともなこと言うわね。確か相続では数字の「勘定」より心の「感情」が大事だってレガシィさんも言っていたわ。あ、そういえばレガシィさんの新卒メンバーでは、マダナイちゃんのイントネーションをめぐって議論しているらしいわ。

 

マダナイ : え、そんな話を聞いたことはマダナイ!ぷんぷん!

 

ゴン:マダナイちゃん、ダジャレも言えるんですね!

 

ユイ:私たちの名前もつなげるとユイゴンになるし、作者に似たのね(笑)

 

 

【ユイ先生のまとめ】
シニア世代の顧問先から遺言の相談を受ける際、なかなかどう分けたらいいかわからないという悩みを聞くことも多いかと思います。そんなときは無理に書かせず、いったん付言事項を書いてみてはどうでしょう?と案内するのがオススメです。付言事項こそ自由作文で一見悩みそうですが、例文として「自分が緊急入院したとき、仕事を休んで病院に駆けつけてくれて嬉しかった」など示すと、ふと心の声が呼び覚まされてきて、また書けたりするものです。「分け方」に悩む前に、「伝え方」から始める。これが再開の鍵です。こんな経験「マダナイ」方はぜひお試ししてみてください。