月別アーカイブ: 2018年4月
おかげざまで 3刷です!
『やってはいけないキケンな相続』角川新書(税理士法人レガシィ著)が 3刷、累計 11,000部となりました、ありがとうございました。
本家長男夫婦の相続事例その1
相続人としての長男夫婦をテーマにしています。 相続専門にしていると今亡くなられる方の年代は90代、 そのお子さんたちの年代は60代が多いようです。 土地所有者の本家の特徴は同居です。 本家長男夫婦として重要なことは長男さんの兄弟姉妹関係です。 相続前にここに小さなもめごとがあると、相続開始と共に ...
相続税申告書の添付書類、範囲が拡大。その 2
平成30年度税制改正により、相続税申告書に添付する書類の範囲が拡大されました。 これまでは相続税申告の際、戸籍関係書類の原本を一式まとめて税務署に提出していましたが、今後は「法定相続情報一覧図の写し」でも可、又は、戸籍関係書類のコピーでも可、となりました。 この「法定相続情報一覧図の写し」と...
相続税申告書の添付書類、範囲が拡大。その 3
平成30年度税制改正により、相続税申告書に添付する書類の範囲が拡大されました。 それを周知するリーフレットも国税庁より出されています。 その中に紹介されている注意点を2つご紹介します。 1.相続税申告書の添付書類としての「法定相続情報一覧図の写し」は、親族図形式に限られています。 「法定相...
相続税申告書の添付書類、範囲が拡大。その1
平成30年度税制改正により、相続税申告書に添付する書類の範囲が拡大されました。 これまで、相続税の申告書には下記1の書類を添付しなければならないとされていました。 今年の4月1日以後は、1の書類に代えて、2又は3のいずれかの書類を添付することができるようになりました(引き続き、1の書類も添付できま...
遺言の内容と異なる遺産分割-その2
遺言がある場合には原則として相続人間の同意を経ることなく、遺産分割が行われます。 では、遺言の内容と異なる遺産分割は絶対にできないのでしょうか? 答えは、「ある一定の条件が揃えば遺言の内容と異なる遺産分割は可能」です。 その条件の一つが、遺言によって財産を取得する人(受遺者)がその財産の取得を放...
遺言の内容と異なる遺産分割-その3
遺言がある場合には原則として相続人間の同意を経ることなく、遺産分割が行われます。 しかし、遺言によって財産を取得する人が、その財産の取得を放棄した場合には、相続人全員の協議により遺産分割を進めていくことになります。 問題は相続税との関係です。 例えば、小規模宅地等の特例や配偶者の税額軽減などの税...
遺言の内容と異なる遺産分割-その1
遺言がある場合には原則として相続人間の同意を経ることなく、遺産分割が行われます。 たとえば、特定の土地を特定の相続人1人に相続させる旨の遺言がある場合、他の相続人もこの遺言に拘束され、遺言と異なる遺産分割協議をすることはできません。 家庭裁判所も遺言の内容と相違する審判をすることはできません。 も...
2018年公示地価の発表。その3
先日、2018年3月27日に、国土交通省が「公示地価」を発表しました。 全国の「公示地価」の全用途平均は、3年連続で上昇しました。 前回の「圏域別」に引き続き、「用途別」にも見ていきましょう。 全国平均では、商業地は3年連続の上昇、工業地は2年連続の上昇という中、住宅地は10年ぶりに上昇しました。 住宅地は...
2018年公示地価の発表。その2
先日、2018年3月27日に、国土交通省が「公示地価」を発表しました。 全国の「公示地価」の全用途平均は、3年連続で上昇しました。 まずは、「圏域別」に見ていきましょう。 三大都市圏(東京圏、大阪圏、名古屋圏)は、全用途(住宅地、商業地、工業地)で上昇となりました。 それに対し、地方圏(三大都市圏以外)...