真央の決意と詐欺師の罠。銭湯相続の行方は?ドラマ「相続探偵」第6話から学ぶ相続知識

真央の決意と詐欺師の罠。銭湯相続の行方は?ドラマ「相続探偵」第6話から学ぶ相続知識

相続探偵第6話が放送されました!今回は日本の古き良き伝統である「銭湯」の相続問題と土地売却を巡る詐欺事件が中心に描かれましたね。第6話に出てきた相続のキーワードをみていきます!

相続探偵 西荻 弓絵/幾田 羊 講談社

第6話のストーリーをおさらい

第6話では、地域で長年愛されてきた銭湯「笑福湯」の相続問題と土地売却を巡る詐欺事件が中心に描かれます。祖父でありこの銭湯の第四代主人である福田健治(ケンジイ)から真央は銭湯を継ぐか土地を売却するかの決断を迫られます。彼女は銭湯を継ぐ決意を固めますが、土地の売却を巡る詐欺事件が発覚します。灰江は調査を進める中で、土地のヒ素汚染が捏造された可能性に気づき、彼の鋭い推理力で詐欺師の手口を暴いていきます。

キーワードの解説

第6話にでてきたキーワードを解説します!

1. 生前贈与とは?

今回のストーリーでは、真央が両親の反対を押し切って銭湯を継ごうとする真央とケンジイのために、灰江は生前贈与を提案するシーンがありましたね。この「生前贈与」とは、個人が自分の意志で自分の財産を別の人に贈与することです。贈与する財産は現金や預貯金だけでなく、株式や不動産など、種類を問いません。ただし、贈与する側が「あげる」という意思を示し、受け取る側も「もらいます」という承諾をして、両者の合意を得ることで贈与は成立します。
<生前贈与とは?メリット・デメリットと税金について解説より>

2.「生前贈与」と「相続」の違い

家族の間で資産を引き継ぐ方法には、「生前贈与」と「相続」の2つがあります。生前贈与は文字どおり、本人が生きているうちに相手を選んで資産の一部を贈与するため、受け取る側の意思を確認して贈与することができ、感謝の言葉を直接聞くこともできます。一方で、相続では亡くなった後に、相続人がその財産を引き継ぐことになります。そのため、遺言書がない場合には本人の希望通りの分け方で遺産を承継できるとは限りません。遺言書があっても、相続人全員の合意によって、本人の希望とは異なる遺産の分け方になることもあります。
<生前贈与とは?メリット・デメリットと税金について解説より>

3. 不動産の相続は難しい!?

今回のストーリーでは、“自分が生きているうちは銭湯を続ける”と豪語しているケンジイに対して灰江は「生きている内にしっかり考えた方がいい」とアドバイスをし、その後、ケンジイが「あちこちに土地とアパートを持っている」と明かしたシーンがありました。相続税のなかでもとくに扱いが難しいといわれる「不動産」。評価方法が複雑なこともそうですし、相続税以外の税金が生じたり、相続人が複数いる時はトラブルが生じやすいといった点も挙げられるでしょう。ですので、不動産に限らずですが、相続については灰江の言うとおり、早めに対策を講じておくと安心なのです。

より詳しく知りたい方は下記をご覧ください

生前贈与とは?メリット・デメリットと税金について解説

>不動産の相続税はいくらかかる?相続時の注意点とあわせて解説

さいごに

第6話は、灰江の探偵としての鋭さと、真央の強い決意が際立つ内容でしたね。詐欺師を暴くスカッとする展開から、家族の絆を描いた温かいシーンまで、見どころが満載でしたね。今回のストーリーで真央は、自分自身が銭湯文化に支えられてきたことから笑福湯を継ぎたいと思い、笑福湯のリニューアルに挑戦していました。昔ながらの銭湯という伝統に、現代アートや最新のトレンドを取り入れて生まれる、新しい銭湯体験。こうして新たな価値が生まれる「イノベーション」が起きたように思います。
「大きなお風呂に入れば不思議とみんな笑顔になる」。そんな銭湯文化の継承を通して描かれた「挑戦」や「利他の精神」は、まさしく弊社の求める人材像とぴったりでした!真央のような方、いらっしゃいましたら、ぜひ説明会(Meet legacy!!)への参加お待ちしております笑

>求める人材
>Meet legacy!! 

 

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