税理士法人の責任者が、あえて「対話」を学ぶ理由。1on1コミュニケーション研修レポート
専門知識のアップデートが常に求められる、税務・会計の世界。 プロフェッショナルとしての実務スキルを高めるための研修は、どの組織でも日常的に行われています。
しかし、「メンバーを育成するスキル」や「メンバーとの対話力」についてはどうでしょうか。
レガシィでは今回、社内の責任者(希望者)を対象に、約3時間の「1on1コミュニケーション研修」を企画・実施しました。なぜ、専門家集団である私たちが、あえて1on1を学ぶ時間を設けたのか。当日の様子とともに、その背景をお伝えします。
専門スキルだけでは、人は育たない
レガシィには、相続をはじめとする各領域のプロフェッショナルが多数在籍しています。日々の業務において、正確な知識やスピーディーな対応が求められるのは言うまでもありません。
ただ、専門性の高い仕事だからこそ、知識や経験を伝えるだけではなく、一人ひとりに応じた関わり方も求められます。多様な価値観やキャリア観を持つメンバーの成長を支えるためには、指導のあり方自体もアップデートしていく必要があります。
だからこそレガシィでは、定期的な1on1(個別面談)を通じて、一人ひとりの業務の悩みやキャリアに向き合う時間を設けています。
しかし、1on1は形だけ導入しても意味がありません。メンバーと直接向き合う責任者自身が、コミュニケーションの質を高め続ける必要がある。それが、今回の研修を実施した理由です。

マネジメントのあり方を、責任者同士で向き合う3時間
今回の研修には、部門を越えて複数の責任者が参加しました。 単なる座学ではなく、多くの時間を「対話」と「実践」に充てたのが特徴です。
日々のマネジメントにおける自身のコミュニケーションの癖を振り返る個人ワークから始まり、実際のマネジメント場面を想定しながら、「自分ならどう関わるか」を参加者同士で考える場面もありました。
税務や会計の仕事には、法律という明確なルールがあります。一方で、人との対話やマネジメントに絶対的な正解はありません。
普段はそれぞれの部門でプレイングマネージャーとして業務に向き合っている責任者たちですが、この日は一度立ち止まり、日頃意識していることや関わり方の工夫を率直に共有し合いました。
同じ責任者という立場でも、考え方やアプローチはさまざまです。 他の参加者の視点や関わり方に触れることで、自分自身のマネジメントやコミュニケーションを客観的に振り返る、実りある時間となりました。

「教える側」になったら、学びは終わりなのか?
企業選びの軸として、「入社後の手厚い研修」や「サポート体制」を重視する方は多いと思います。もちろんレガシィでも、入社時研修をはじめ、役割に応じた育成の機会を設けています。
しかし、私たちがそれ以上に大切にしたいのは、「教える側・マネジメントする側になったら、学びは終わり」という組織にはしないことです。
役職が上がり、専門性が高まるほど、自分自身の関わり方を客観的に振り返る機会は減ってしまいがちです。
だからこそ、責任者自身も立ち止まって振り返り、より良い関わり方を学び続ける。そうした積み重ねを、レガシィでは大切にしています。
専門性を磨き、共に成長できる組織へ
今回の1on1コミュニケーション研修は、一度きりのイベントではなく、一人ひとりが成長し続けられる組織をつくっていくための取り組みの一つです。
これからレガシィにご入社される方には、もちろん専門家としての実務スキルを存分に磨いていただきたいと考えています。 同時に、もし将来あなたが「誰かを育てる立場」になったときにも、一人で悩みを抱え込むのではなく、周囲とともに関わり方を学び合えるような、そうした学びの機会もつくっていきたいと考えています。
専門性の高い仕事だからこそ、人を大切にし、共に成長していく。 レガシィはこれからも、そんな組織であり続けるための取り組みを続けていきます。
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