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専門家インタビュー

まるでお友達のような関係?!|お客さんから信頼されるワケ

【英明先生】大学卒業後、ペット商品の流通営業に従事。その後、大手税理士法人にて勤務の後、つのだ税理士事務所(現・税理士法人はてなコンサルティング)に入所

【敬子先生】大学卒業後、横浜市の税理士事務所に入所。約10年間、税法学や会計・税務実務に従事。2004年につのだ税理士事務所を開業し、2009年に税理士法人はてなコンサルティングへ組織変更

ペット商品の流通営業から税理士業界に入った英明先生と学生時代から税理士業界にいる敬子先生。おふたりが職員さんとどのように仕事をしているか、お客さんとはどのように関係を深めているか、詳しい話をお伺いしました。

税理士になろうと思ったきっかけ・開業したきっかけを教えてください。

(英明先生)
父親が税理士なのでそれはもちろんあるんですけど、実は税理士になる前はペット業界で流通営業をしていたんですよ。ホームセンターとかに猫の砂とかを納品するような。すごく力仕事で、今は大丈夫だけど20年後もこれをできるかなと思ったのがきっかけだったと思います。さらに経営の雲行きが怪しくなったことも後押ししましたね。そのような状況で正直にお話しするとやや消去法で税理士ならできるかもと思いました。父の事務所を引き継げるかなという打算もあったので。

その後、大手の税理士法人に勤めながら勉強していたのですが、「数は力」というような当時の社風というか雰囲気が私には合わなくて。そこで父に相談したら、お前は別でやれと継がせてもらえなかったんですよ。そこで敬子先生に相談しました。

(敬子先生)
私は税理士として神奈川の事務所で勤務していました。先生が大学の先生だったので、その繋がりで声をかけていただいて、学生時代から働いていました。先ほど英明先生が話したように、とりあえず開業してくれ!と言ってきて(笑)。お金もないのに本当に?と思いながらも開業しましたね。その後、英明先生も試験に受かって、そこで法人化しました。

スタッフさんとのエピソードを教えてください。

(英明先生)
いまは40~50件ほどを事務所全員で対応しているのですが、スタッフが細かい作業をやってくれるから、安心して動けます。最近、税務調査の件数も増えたんですけど、スタッフを信用しているので、交渉がしやすく問題なく対応できていますね。

実は8年ほど前に脳梗塞で倒れたんですよ。今もまだ左半身に麻痺が残っていて。倒れた日に事務所に電話して当分ダメかもしれないって言ったら、1年くらいいなくても大丈夫ですよ、と言ってくれたんですよね。とてもありがたい言葉でしたね。そして本当に1年ほど入院してしまったんですけど、なんとその間にお客さんが増えたんですよね(笑)。それもうちのスタッフのおかげだなと思います。

(敬子先生)
いない間、事務所はいい雰囲気で、とっても楽しそうでしたね(笑)。というのは冗談ですが、病前はスタッフに対し英明先生が結構きついことを言っていたんですよね。俺より遅く出社するなとか、なんで俺より先に帰るの?とか。ザ昭和でしたね。無事復帰してからはそういったこともなくなり、事務所もいい雰囲気になっていると思います。

お客さまとの関係性はどのような感じですか?

(英明先生)
税理士業界って特殊ですよね。この業界に入ったときお客さまと話す税理士の横柄な態度に驚きましたよ。

私は、お客さまを客と呼び、先生と呼ばせるような関係ではなくて、お客さんはある意味で友達だと思っていますね。先々週も仲のいいお客さんと温泉に行ってきましたよ(笑)。どれだけお客さまと税理士という肩書の垣根を取るかというのが大事だと思っています。仲良くなると、本音が分かってきて、提案しやすくなるんですよね。

もしかすると今の時代には合っていなかったり、大きな事務所では成り立たない部分もあるかもしれませんが、コツコツとそういったことを続けていたおかげで紹介も増え、先日は自分が通っている歯科医院の主治医から、患者さんをご紹介いただきました。

これからもお客さまの応援団になれるよう、事務所みんなで力を合わせて頑張っていこうと思います。

(敬子先生)
私は開業する前からこの業界にいたので、横柄なつもりは全然なくその意識もなかったのですが、英明先生と一緒にお客さま対応をしたときに注意されハッとなりました。

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