税理士法人レガシィは、30年以上相続専門を掲げ、年間1,000件超の相続税申告を行っています。そうした中で培われた技術やノウハウは、今まで表立って公開させていただくことはありませんでした。
しかしながら、世の中で相続件数が増え続ける中、先生方からご質問を頂くことも多くなりましたので、広く皆さまとノウハウを共有し、共に取り組んでいくという趣旨から、一昨年、昨年と本講座の第1~2期を開催させていただきました。延べ281名の先生方にご受講いただき、職員にも参加させたい、再受講したいというありがたいお声もいただいたことから、第3期も開催いたします!
・東京都世田谷区・田中さん(資産1.5億円)の案件に基づき全日程「一気通貫」で講演します
・他にはどこにもない「レガシィはこうやっている」をお教えします
・「ヒアリングシート」「初期報告書」「お見積書」「契約書」等 レガシィテンプレート実物も惜しみなく公開します
・講師は実務経験豊富な “精鋭スタッフ” 他では講演していません
・受講者限定、レガシィからの案件をご紹介
・講座内容に関するご質問に講師陣がお答えします!
・土地評価では実演を通して学んでいただきます
・終了後、受講終了認定を授与します
・レガシィの会長、代表、パートナーによる特別講話を実施します
1日目:2025年6月13日(金)
『相続業務の全体像』
ご相談から見積書の提示、契約書、業務から申告まで、レガシィの相続業務の全体像を公開します。どこが違うか、ご確認ください。
2日目:2025年7月4日(金)
『相続手続き・遺産整理』
実は相続手続きと遺産整理は、その後の相続税の申告に大きな影響を与えるのです
3日目:2025年8月1日(金)
『土地評価』
土地評価は手間と時間がかかる、という認識がありますが、レガシィではひと味違います
4日目:2025年9月5日(金)(仮)
『遺産分割』
節税になることに目が行きがちな遺産分割ですが、実はお客さまに信頼される法則があります
5日目:2025年10月17日(金)(仮)
『自社株評価・相続不動産』
土地を多く持つ方にありがちな納税資金不足へのアプローチ、並びに自社株評価です
6日目:2025年11月7日(金)(仮)
『税務調査対応』
相続税の税務調査では何が行われるのか。レガシィで体系化した対策・対応をお話しします
7日目:2025年12月5日(金)(仮)
『相続税の申告』&修了式・懇親会
事務所の誰が担当にでも一定の品質を保つ。そのためにこのフォーマットを活用ください。講義終了後には、修了式と懇親会を行います(会場のみ)
1日目:2025年6月13日(金) 13:00~16:30
相続業務の全体像
講師:士業コンシェルジュ部 アシスタントマネージャー 岡澤 順/シニアスタッフ 吉田 捷平
<講演内容>
1.レガシィと総合会計事務所の違い
(1)会計事務所を1,000件以上訪問して分かったこと
(2)なぜ相続税申告を取組みしたくない事務所があるのか?
(3)年2、3件の申告であることから起こりがちなこと
2.どのように相続の顧客を見つけるか? 営業するか?
(1)相続案件を外部に営業かけますか?
(2)レガシィの税金診断 相続税簡易計算
(3)業務提携で事務所の業績はアップするのか? 他
3.レガシィの進め方と書式
(1)レガシィの進め方は、なぜこのフローなのか?
(2)クレームを受けた事例
(3)初公開 レガシィの書式
①ヒアリングシート
②初期報告書
③お見積書
④業務委任契約書
⑤中間報告書
4.レガシィが大切にしていること
(1)相続業務ファーストアプローチ
(2)初めてお会いしたお客様から信頼を得るために
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
2日目:2025年7月4日(金) 13:00~16:30
相続手続き・遺産整理
講師:資産税部 シニアスタッフ 後藤 誠/アシスタントマネージャー 酒井 大地
<講演内容>
〇天野隆の特別講座「勘定より感情」
0.レガシィの業務の全体像
1.なぜ? レガシィは遺産整理業業務を行うのか
(1)書籍等に書いていない事の話
(2)実務経験があるからこそ気づける部分の話
2.資料収集
(1)レガシィでのやり方
(2)必要書類一覧
3.相続手続き・遺産整理
(1)「遺産整理業務」とは?
(2)遺産整理業務を対応できる人
(3)士業に依頼するメリット
(4)士業がやるべき相続手続き・遺産整理業務の範囲
(5)戸籍収集時の注意点
(6)財産目録作成に至るまでの注意点
(7)銀行手続きについての注意点
(8)証券会社手続きにおける注意点
(9)遺産分割協議書についての注意点
(10)預金分配における注意点
(11)不動産登記における注意点
(12)申告義務が無い場合の対応について
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
3日目:2025年8月1日(金) 13:00~16:30
土地評価
講師:資産税部 アシスタントマネージャー 田中 涼太/スタッフ 伊藤 郁也
<講演内容>
1.初めに 3つのポイント
(1)土地評価は100人いれば100通りの評価がある
(2)土地評価のリスクは更正の請求からノウハウを培った
(3)デジタルを駆使する
2.申告と併せた業務の流れ
3.土地評価業務の詳細な流れ
(1)手順の説明
(2)土地評価業務の流れを実演
4.個別事例紹介 レガシィ流
(1)評価単位
(2)地積規模の大きな宅地
(3)特定路線価の設定
(4)セットバック
(5)都市計画道路予定地
(6)容積率の異なる2以上の地域にわたる宅地
(7)庭内神し(ていないしんし)非課税財産
(8)利用価値が著しく低下している土地
(高低差、墓地隣地、騒音の考え方)
(9)マンション評価
5.見落としがちなポイント紹介
(1)地積規模の大きな宅地の適用漏れ
(2)倍率地域の評価(宅地、雑種地、市街化調整区域の雑種地)
(3)市街地山林の純山林評価
6.プロとしてのポイント 他
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
4日目:2025年9月5日(金) 13:00~16:30(仮)
遺産分割
講師:資産税部 シニアスタッフ 佐々木 陽一/シニアスタッフ 長谷川 雅貴
<講演内容>
1.遺産分割のスケジュール
(1)遺言の有無を確認
(2)財産評価➡分割検討表の作成➡分割の検討
(3)経験ノウハウ【レガシィ流】
(4)テクニック【レガシィ流】
2.遺産分割をする上でのトークのテクニック
(1)基本方針を聞く【中間報告時】
(2)基本方針に基づく、複数パターンを提示する
(3)税理士の立場(基本姿勢)
(4)先生ならどうしますか?と聞かれたら
3.遺産分割協議書の作成ルール
・1.5億の田中さんをモデルにした遺産分割協議書
4.遺産分割協議書の部数
・遠方在住の相続人が複数いる場合
5.ケーススタディ
(1)もめ案件・非弁行為(税理士側のリスク)
(2)相続人が認知症等、意思能力なし
(3)相続人が未成年者
(4)相続人が海外在住
(5)銀行借入・根抵当権がある場合
(6)税引後手取額の提示
(7)不動産所得あり
(8)未発見財産に対する遺産分割協議書の書き方
(9)贈与税がかからずに納税資金を相続人間で負担する方法
(10)数次相続が発生した場合のシミュレーション 他
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
5日目:2025年10月17日(金) 13:00~16:30(仮)
自社株評価・相続不動産(納税資金確保)
講師:事業承継・M&Aコンサルティング部 シニアスタッフ 天羽 健斗/リアルエステートコンサルティング部 アシスタントマネージャー 髙山 雄
<講演内容>
Ⅰ 自社株評価
1.初めに(ポイント3つ)
(1)全体の財産構成からリスクを図る
(2)評価方法の目途確認、詰めるための時間を予測
(3)資料は段階的に顧客へ依頼
2.申告と併せた業務の流れ
3.自社株式評価業務の詳細な流れ
(1)手順説明
(2)実際に添付している資料一式をご紹介
4.実務ポイント【レガシィ流】
(1)資料作成作業
(2)資料は一気に請求しない
(3)必要資料
(4)段階的な評価
(5)資料のまとめ方
5.見落としがちなポイント紹介
(1)気を付けなければならない事例
(2)プロとしてのポイント 他
Ⅱ 相続不動産 ~不動産売却・納税資金確保~
1.税理士が相続不動産に係わるメリット
2.先生が相続不動産に持つ2つの強み
(1)税理士が関わることで税務的信頼と安心を
(2)不動産売却だけが仕事ではない
3.不動産売却有無の見極め
(1)相続人の状況は?家族構成・相続人情報
(2)不動産の利用状況は?
4.相続不動産売却とは、売却の進め方
・不動産売買に関する経費
5.ケーススタディ
(1)相続財産が不動産のみ、もしくは大半を不動産が占める場合
(2)二次相続で相続人が子供複数人、内一人が同居している場合
(3)こんな不動産の場合はどうするのか?
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
6日目:2025年11月7日(金) 13:00~16:30(仮)
税務調査対応
講師:資産税部 アシスタントマネージャー 今村 満也/代表社員税理士 パートナー 陽田 賢一
<講演内容>
ご要望多数につき2025年(第3期)より追加の新プログラム!
相続税の税務調査対応ノウハウを公開いたします!
Ⅰ 税務調査対策
1.相続税の税務調査
(1)税務調査の流れ
(2)税務調査の季節・時期
2.税務調査の統計データ
3.税務調査で確認される項目
(1)名義性金融資産についての税務当局の考え方
(2)申告漏れが多い財産
(3)税務調査チェックリスト
4.そもそも、なぜ税務調査が入るのか?
5.書面添付
(1)書面添付の意味と効果
(2)書き方のコツ
(3)1.5億の田中さんの場合
Ⅱ 税務調査の連絡が来た。どうする?
1.税務署が『〇月〇日に税務調査したい』と言ってきた。
(1)税務調査の事前打合せ
(2)税務調査当日の流れ
(3)税務調査当日の対応
2.決着までの流れと対応
3.Q&A 調査官のこの言葉にどう返すか?
(1)お客様に同じことをしつこく繰り返し聞いてくる
(2)「別の場所を見たい」
(3)「調書に署名してくれ」
(4)「相続人、相続人以外の通帳を見たい」
4.様々なタイプの調査官に対する対応
5.まとめ
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
7日目:2024年12月5日(金) 13:00~16:30(仮)
相続税の申告&修了式・懇親会
講師:資産税部 税理士 大山 竜矢
<講演内容>
1.申告書の作成の流れ
(1)スケジュールの共有の重要性
(2)チェック体制
2.税務調査対策
(1)名義預金
(2)貯蓄可能分析
(3)直前引き出し
(4)どこまで確認するか?
3.本では学べないよくあるミス事例
(1)生前贈与加算
(2)養子縁組の連れ子
(3)特定路線価の申請の必要性
(4)保険金の非課税の対象者について 他
4.レガシィの取り組み
(1)報告書のフォーマット
(2)ペーパレス化のメリット
(3)過去の贈与税申告の確認(3年→7年)
5.レガシィ独自の実務対応
(1)2度申告のメリット
(2)電子申告のメリット
(3)こんな質問を受けたことはありませんか?
①自分が有利になるように説明をして頂けるか?
②相続人間の仲が良くないので、別々で打ち合わせ
③遺産分割が膠着したとき・決め手がないとき
④目の前で相続人が口喧嘩を始めたとき
⑤先生が良いと思う方法で遺産分割を決めてほしい
⑥被相続人から生前に聞いていることを相続人に伝えるべきか
⑦遺留分を考慮しない遺言書の作成依頼があった場合
⑧意思能力が問題で公正証書遺言の有効性が問題になることは? 他
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。