Story
地主 未活用更地 生前対策

不動産×税務で選択肢を広げる。

広大な未活用更地をどうすべきか。

緻密なシミュレーションで、納得の答えへ。

ご依頼主

地主

お悩み

広大な未活用更地がある

納税資金が賄えない

相続発生後の姉弟間の争いの不安がある

こんな方のご参考に

広大な土地の納税資金に悩んでいる

ご依頼の経緯

横浜市の住宅街に、8000平米もの更地を所有していたA様とご長男。年間400万円もの固定資産税がかかる広大な土地を含む財産のうち、預貯金は1億円程。A様がご高齢のことから、今後の相続や納税資金に不安を抱えておられました。

他社に相談したところ、建築会社からは「すぐにでも建物をフルボリュームで建てて、できるだけ大きな借入れをしましょう」という提案、不動産会社からは「生前に全て売却し、とにかく早く現金化しましょう」という提案ばかり。ただ、それらはいずれもその会社自身の取扱業務に直結することが優先された、限定的な視点からの提案かと思われます。

高低差のある土地の造成費を加味するとどうなるか、広大な更地の測量にはどれくらい時間がかかるのか、仮に長期に及んだら相続発生後の着手で納税期限に間に合うのか……。レガシィが不動産と税務の懸念点を掛け合わせて検討していくと、単純な策ではA様の課題が解決できないことが見えてきました。

さらに、借入した場合の返済計画や将来的な地価変動なども考慮し、「建築する場合の返済計画」「生前売却した場合/しなかった場合の預貯金額と納税額」など複数のプランを作成。それぞれのメリット・デメリットも丁寧に説明し、A様にご提案しました。

結果的にA様は、税制面では一見有利な相続発生後の売却ではなく、将来の造成費の値上がりリスク等を考慮して、納税資金の確保を優先する「土地の一部を生前に売却する」という方法を選択されました。緻密なシミュレーションのおかげで納得の答えに辿り着き、精神的にも余裕ができたA様。その後はご長男とともに、ゆっくり遺言作成に取り組まれました。

レガシィの提案・対応

  • 税務・不動産の両面から懸念事項を洗い出し、複数のプランを提示
  • 各プランのメリット・デメリットも説明し、納得の選択へ導く

結果

  • 土地の一部を生前に売却し、相続に向け納税資金を確保
  • 相続への不安がなくなり、ゆとりを持って不動産以外の生前対策も実施

※プライバシー保護のため、情報の一部を架空のものにしています。

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