Story
生前対策 遺言 前妻後妻問題

ご家族全員でつくる遺言書。

自分だけで解決せず、ご家族全員で相続を考える。

だれもが「よかった」と思える未来のためにーー

ご依頼主

芸能関係

お悩み

夫と前妻の間の子どもに、将来自分の財産が流れないようにしたい

こんな方のご参考に

生前対策をしておきたい

家族関係が複雑で悩んでいる

ご依頼の経緯

ご依頼主は、ご病気で余命宣告を受けられたA様と、A様の仕事を支えてきた配偶者様。配偶者様には前妻との間に子どもがおり、A様は「夫に財産を残したいが、将来その子に自分の財産が渡るのは絶対に避けたい」というご意向でした。さらにお仕事が芸能関係ということもあり、内密に生前対策を済ませたいと考えておられました。

相談を受けたレガシィは、これを夫婦だけの問題ではなく〝家族全体の問題〞として認識。実の息子様も含めた「相続人全員での遺言書作成」を提案しました。余命が迫る中、A様のように最低限の関与者で生前対策をされる方は少なくありません。しかしよほどの事情がない限り、関わるなら一部の相続人ではなく「全員」が望ましい。それがのちのトラブル回避や心の準備に大きくつながることを、レガシィは長年の経験から知っているからです。

具体的な対策としては、財産の約8割を息子様へ、2割を配偶者様へ配分することで全員が合意。この2割に自宅の不動産権利を含めることで、小規模宅地の特例や配偶者税額軽減を最大限に活用し、税負担を軽減しました。さらに、まだお元気な配偶者様の遺言書も同時に作成し、全財産を息子様へ相続させる意向を全員で確認、明記しました。

はじめはA様おひとりで解決をしようとしていましたが、自分自身だけの問題にせず家族全員で考えたからこそ、A様一家にとって理想の将来設計が出来上がりました。

それから半年ほどで旅立たれたA様。悲しみの中お別れ会や各種手続きに追われたご家族も、最後は「あの時みんなで相談できてよかった、心の支えになった」と、安堵の表情を見せてくださいました。

レガシィの提案・対応

  • ご家族全員で話し合いながら、遺言書を作成
  • 同時に夫の遺言書も作成し、税務上の観点から息子の全財産相続を推奨

結果

  • 相続当事者全員が関与することで、誰にとっても理想的な相続プランが実現した

※プライバシー保護のため、情報の一部を架空のものにしています。

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