大学卒業後、専門学校へ2年通いつつ、会計事務所でアルバイトとして勤務後、都内の税理士事務所に就職。その後上場企業の経理、税理士事務所での勤務を経て、2011年に独立し現在にいたる。
大学在学時代から税理士試験を受けてきた阿部先生。今までの会計事務所での経験や、独立前後での苦労や目指している税理士像について、お話を伺ってきました。
きっかけですが、身内とか身近に税理士がいたからとかではなく、大学2年生ぐらいのときに何か資格でも取ろうと考え、簿記の勉強を始めたんです。意外と面白く、簿記に関連する資格を探したら、『税理士』という上位資格があると知ったことがきっかけでした。実は大学在学時に試験を受けてみましたがちょっと甘く見すぎていていたようで撃沈しまして(笑)。これは本格的にやった方がいいなということで、大原簿記学校に通って本格的に勉強を始めました。専門学校在学中に4科目まで合格して、最後の1科目は税理士事務所に勤めながら勉強をして、合格することができました。勉強は大変でしたが、途中でやめようと思ったことはなかったですね。パズルを解くような感覚で楽しみながら学んでいました。