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事例・インタビュー

事務所の案件のみでは及びもつかないくらいの経験を積ませてもらって、そこは自分の1番の財産になっています。

慶應義塾大学法学部在学中に司法試験に合格し、大学卒業後2年間の司法修習生を経て、検察官を20年間務める。20年の節目に民間人として第2の人生を歩む決断をし、検察官を退官後、弁護士及びかねて興味があった税理士に登録。現在は池袋で法律・会計事務所を立ち上げ、弁護士・税理士資格を活かして、相続案件にも注力している。

目次

1.先生ご自身について教えてください

税理士になったきっかけは?

清水:私はもともと検察官を20年ほど務めていたのですが、もし退官して第2の人生を歩んでいくのであれば、全然違ったことをしてみたいなという思いがありました。

検察官時代は税金に関する事件の捜査・裁判を担当することがあって、税法等に相応に馴染みがあったことと、経営の神様として知られ、私も心から尊敬している稲盛和夫さんが多くの中小企業の経営者の方々を指導等されていたことを知って、私も経済人として中小企業の活動を法律やその他の面でバックアップするような仕事をしたいと。

法務に加え、税務も担えるようになれば、日本経済の屋台骨を支える中小企業やそこで働いている方々に対し、より貢献できるのではないかということで、税理士登録をしようと思いました。

:なるほど。第2の人生への思いを具体的に行動に移されたというところについては、何かきっかけがあったのですか?

清水:そうですね、退官の大分前から刑事事件のみに専従してキャリアを積み重ねていくことに、漠然とした不安や違和感を覚えていまして。余力があるうちに全く違う内容にチャレンジしたいなと思いました。

あとは検察官の仕事って2年ごとに転勤なんですよね。子どもを転校させたくなくて、 娘が学童期に入ってからは地方勤務のときは単身赴任で異動していたのですが、やはり家族のそばを離れての生活の経験というのは、将来を見直す上で大きかったですね。

ご家族について

:アンケートも拝見して思いましたが、先生はご家族の存在をすごく大きく感じられているのかなと。

清水:そうですね、そこは本当に大切に思っています。妻と娘、チワワ2匹の5人家族なんですが、 やはり私1人の力ではとても検察官の激務には耐えられなかったかなと。特に妻は検察官を退官したいと話した時にも、反対もせず応援してくれて。双方の両親も私の意思を尊重してくれたので、そこは本当に感謝ですよね。

相続業務との出会いは?

清水 :退官後、知り合いの税理士法人でしばらく修業させてもらいました。その税理士法人は法人税務がメインだったのですが、相続案件についても2件ほど担当しました。その対応の中で、弁護士・税理士の二刀流の私にとって、その存在意義を遺憾なく発揮できる業務分野だなと感じまして。

:たしかに、弊社でも実際の相続手続きの中では、弁護士の先生と連携させていただく案件もありますね。

清水:はい。そこでは法律事務所も併設していたので、弁護士としては遺言や遺産分割の対応もしておりました。高齢化も進展していく中で「相続」は今後も需要が見込まれる業務ですから、おこがましいかもしれませんが、より多くの方の助けになれる機会も多いのかなと思っています。

:今は独立されて相続業務にも注力されているというところで、先生の弁護士・税理士双方の分野を活かすべく、活動されているのですね。

清水先生

2.レガシィとの提携について

提携前と提携後でギャップはありましたか?

清水:提携のお話を聞きに伺った際に、レガシィのご担当の方が「うちは毎日でも相続税申告業務を送客できます」とおっしゃっていたのが、すごく印象的で。さすがに毎日は大げさじゃないか、と内心では思っていましたけど、いざ提携させていただくと、本当でしたね(笑)相続税特化の税理士法人として、各界から絶大な信頼を寄せられているのだな、すごいなと日々感動しています。

:ありがとうございます。清水先生には本当に、どうやって管理されていらっしゃるのかと思うくらい多くの案件をご担当いただいて、こちらとしても心強く思っております。

清水:検察官時代の経験から、多数の案件を同時に進めることは、ある程度慣れていまして。フットワークの軽さなども活きていると思いますね。仕事に押しつぶされるのではなく、とにかく常に前進することを意識して、立ち止まらず動くようにしています。

提携当初、苦労したことは?

清水:案件を進めるにあたっては、最初は不安だらけでしたよ。相続は1つとして同じ事案がないので、自ら書籍で調べたり、役所に聞いたりしながら、経験値を増やしていった形です。疑問がある時は、レガシィさんにも助けてもらっていますし。

:そうだったのですね。弊社も提携している先生には全力でサポート体制を組んでいますので、ぜひ今後も様々な面でご相談いただければと思います。

清水:おかげさまで助かっています。相続手続きは、相続人の方も本当に苦労されますよね。検察官の時は、戸籍などの資料は全て警察が集めてきてくれたのですがね。

戸籍収集ひとつとっても、例えば、第三順位の兄弟姉妹の方々が法定相続人になられるケースの場合、読みにくい戸籍の情報を紐解きながら一連の戸籍を収集するのがこれだけ大変な作業なんだ、といったことは弁護士・税理士として相続と関わり、それらを直接経験してみて学びましたね。

右:清水 先生 左: 税理士法人レガシィ 武

対応で心がけていることは

清水:こちらからお客様に「状況はどうですか?」と定期的に連絡を入れることを心がけています。自分としても、1件1件のご相談に対して意識を高めることにもなりますし。

あとはご相談者のお話をよく聞いて、どうにか力になる方法を検討し、要件事実をいかに説得的に説明するか、そのためのエビデンスとしてどのようなものを収集するのか、そういったことを常に念頭に置いて証拠資料を収集するとともに、申告書を作成させていきます。これらの作業においては、検察官としての職務経験も多分に活きていると思います。

:お話をお伺いしていると、 すごくお客様に寄り添って対応していらっしゃるなと思います。弊社の理念とも非常にマッチしていると感じました。

清水:レガシィの方とご相談者の方のご自宅に訪問する機会があった際に、まず亡くなった方の仏壇へお焼香をされていて。皆さん自然にされているから、本当に組織として浸透している文化なんだなと、感動しました。

相続のご相談においては、私もそういうところがやはり大事だと思います。

3.提携を検討している先生へのメッセージ

提携を検討している先生にメッセージ

清水:自身の事務所の案件のみだったら、及びもつかないくらいの経験を積ませてもらっていて、そこはやっぱり自分の1番の財産になっていると思いますね。実務経験で問題に直面して、それを自分で解決を図って、という工程が大事ですから。

あとはレガシィの方々も優しくサポートしてくれて、非常に親切です。まずは話を聞いてみて、提携を検討されてみてはいかがでしょうか。

右:清水 先生 左: 税理士法人レガシィ 武
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