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専門家インタビュー

お客さまと一緒に 成長していく会計事務所

1974年8月25日、東京都調布市に生まれる。
東京都杉並区にある日大二高に入学。アイスホッケー部に所属。
中央大学商学部会計学科に入学。
建設会社に就職、鉄塔昇りの現場作業を経験。
1年半後、経理部に配属。
専門学校で税理士資格取得を目指しながら働く。
建設会社を退職し、会計事務所への転職を決意。
国立市にある大石会計事務所に就職。
会計事務所に約10年勤務。法人担当、確定申告、相続税申告を担当。
異業種交流会の企画・開催、新卒社員の会社説明会の企画・開催、講師を招いてのセミナーの企画・開催を行う。
2009年に税理士資格を取得。
2012年12月より「宮永会計事務所」を開業

今回、お伺いしたのは東京都世田谷区に事務所を構える宮永会計事務所の宮永先生。一般企業の経理から一念発起して税理士へ。独立して7年の新規開業の方を中心にお客さまを増やし着実に成長されています。

税理士になったきっかけは何だったのでしょうか

税理士を目指していたわけではなかったのですが、たまたま受かったのが商学部会計学科でした。税理士や会計士を目指す人が周りには多い環境ではあったのですが、一般の企業の経理部に就職しました。
就職した後も、不思議と税理士を目指す人が多く、私も触発されて、もう一度真剣に勉強に取り組みたいと思い、税理士に挑戦しました。

勉強はどのように進めていったのですか?

配属された経理部は、定時で退社できることが多かったので、平日の夜に大原簿記学校に通いました。1年に1科目合格を目標にして勉強しました。途中で実務の経験も積みたいと思い、会計事務所に転職しました。ここで実務経験を積みながら資格を取得して税理士になれました。
この会計事務所では9年ぐらいお世話になりまして、独立をしました。

独立後はどのようなご苦労がありましたか?

独立した時は、楽しいと言いますか、自由だなと思いました(笑)。
独立した時の顧問先は4社のみでしたが、交流会やホームページの開設、または新規開業された会社へDMを送るなどして増やしてきました。
顧問先は多くはないものの、少しずつ増やしてこれましたが、大変だったのが、やはり実務的な判断でした。
これまでは聞けば教えてもらえましたが、独立すると自分で判断しないといけないため、「本当にあっているのか」、「知らないうちに改正されていないか」などの不安や心配が常にありました。そのため、レガシィの税務調査研究会では実務の質問ができるので非常に助かっています。回答もほとんどが次の日までにはしてもらえます。
また、金額の決定や交渉といったこともすべて自分でやらなければいけないため、相談もできず、どう判断すればいいのか非常に悩みました。

DMで新規開業したお客さまを増やされているとのことですが、新規開業のお客さまはどのような対応が必要となってくるのでしょうか?

やはりまずはお客さまの事業が軌道に乗るかが心配です。そのためにも、資金繰りや新規借入のサポートなどの支援が必要となってきます。

日々の実務ではどのような点に気を付けていますか?

お客さまにたくさん質問をすることで、お客さまご自身に考えていただく時間をとっていただいてます。
社長と言いましても経営だけをやっているわけではなく、ほとんどの社長が自ら営業していますので、経営といった部分のことを考える時間がなかなか取れないと思います。そのため、私と会っている時間は、コンサルというわけではありませんが、数字の話だけではなく、色々と質問することで、経営のことを考えていただく時間が取れればと思っています。

社長のお悩みはどのようなものが多いですか?

お悩みについては、何かが多いというよりは、会社のステージで異なっていると思います。
創業したころはやはり、資金繰り、つまりお金関係のところで悩みます。これがある程度成長してきますと、今度は人、つまり採用の問題になります。どう採用すればいいか、社員をどうやって成長させるかといった問題です。
このように、事業が軌道に乗ることでいい意味で次から次へと悩みが変わっていくと思っています。そのため、社長の悩みが尽きることはないですね。

日々の実務情報はどのように収集されていますか?

レガシィから届く案内を見て、そこから必要なものを選んで購入し、聴いて情報収集しています。
あとは、税理士会の研修もネットで聞けるようになっているので利用しています。移動中に聴くというよりは時間を確保して、机の前で集中して取り組むほうが向いているので、そのように利用させていただいています。

今後の抱負をお聞かせください。

最終的な目標は色々とまだ考え中です。近い目標としては職員さんを増やしたいとは思っていますが、今は1年1年着実に成長していきたいと考えています。独立して7年で、お客さまも創業したばかりの方が多いので、お客さまの成長をサポートしていければと思っています。その成長が事務所の成長にもつながると思っています。

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