税理士は、借地権の各税法ごとので取扱いを重視しがちです。
もちろん大事なポイントですが、もっと大事なのは、どの税法上でも共通する借地権の権利としての本質です。
本講演では「借地権は何か」というところから、実務での取扱まで学ぶことができます。

ポイント

・「借地権とは何か」、きちんと説明することできますか？
・借地権の税法ごとに変わる部分、変わらない部分
・地代の考え方に第2巻60分でコンパクトに解説

主な内容

第1巻　ここ分かればあとは簡単「借地権とは何か」
第１編　借地権の法的性格
第１章　借地権の意義と範囲
第２章　借地権の価格
第２編　税法上の借地権
第１章　各税法の適用範囲
第２章　適正な対価なく借地権を設定した場合の課税関係
第３章　所得税課税の留意事項
第４章　普通借地権の相続税評価
第５章　貸宅地の評価

第2巻　実務ではここが問題「地代を考慮した場合」
第１編　法人税の取扱い
第１章　借地権課税のあらまし
第２章　地代との関係
第３章 　「土地の無償返還に関する届出書」の提出による権利金の認定見合わせ
第２編　相続税・贈与税の取扱い
第１章　相当地代通達による相続税及び贈与税の利益の取扱い
第２章　相当地代通達における借地権及び貸宅地の評価
Ⅰ－１　相当の地代を支払っている場合の借地権の評価
Ⅰ－２　相当の地代を収受している場合の貸宅地の評価
Ⅱ－１　相当の地代に満たない地代を支払っている場合の借地権の評価
Ⅱ－２　相当の地代に満たない地代を収受している場合の貸宅地の評価
Ⅲ－１　「土地の無償返還に関する届出書」が提出されている場合の借地権の評価
Ⅲ－２　「土地の無償返還に関する届出書」が提出されている場合の貸宅地の評価
Ⅳ　相当の地代を引き下げた場合
｟補足）法人税の算式と相当地代通達の算式

★2024年6月発売　★収録時間：各巻約60分