後継ぎがいないなどの理由により解散・清算の選択をする顧問先が増えているように思います。
従業員にも余力のあるうちに退職金も払って、きれいにして会社をたたみたい、という社長の思いもあるようです。
そこで、実務で必要な会計・税務の知識を整理しました。

ポイント

・「会社をたたむ」きれいに終わらせたい、のニーズは多い
・中小・零細の同族会社で連結対象外の基本の会計・税務のみ
・実務の基本を中心に、経験者だから分かる「プロの技」まで

主な内容

第1巻　会社の解散・清算の実務～会計編
(1)はじめに
(2)会社の解散・清算の流れ
(3)清算会社における会計の目的
(4)会社の解散後にできる事業年度
(5)解散事業年度の会計処理
通常の事業年度との会計処理の違い
(6)清算事業年度(最終期以外)の会計処理
通常の事業年度との会計処理の違い
(7)残余財産確定時の会計処理
貸借対照表を作成する際の注意点
(8)会社を継続する場合
継続した場合の事業年度
継続した場合の会計・税務

 

第２巻　会社の解散・清算の実務～税務編
(1)解散法人の税務の概要
①解散によってできる事業年度
②損益法と財産法
③解散事業年度の税務の特徴的なところ　他
(2)債権者・株主の税務
(3)金銭以外の残余財産について特に気を付けるべきこと
①株主間の公平の問題
②みなし配当金額の問題
(4)会社清算3つのチェックポイント
①消費税
②課税所得
③還付金
(5)プロの技
①解散の日はいつにすればいいのですか？
②清算中に土地の売却をしました
③清算人への給与や退職金支給　他

 

★2024年3月発売　★収録時間：各巻約60分