お問い合わせ

お電話(平日9:00~17:30)

フリーダイヤルのアイコン 0120-00-8377 メールのアイコン メール

専門家インタビュー

目指すは日本一の大家さんの「相談場」 スタッフの「自主性」と「成長」がポイント

平成12年 深代勝美税理士事務所勤務⇒資産税特化型会計事務所(平成14年より組織変更 税理士法人深代会計事務所)
平成17年 前職上司の開業先である猪本秀之税理士事務所勤務 ⇒ 資産税特化型会計事務所(平成18年より組織変更 税理士法人ジャスティス会計事務所)
平成26年4月 シニアマネージャーとして活躍後、同事務所円満退社。wish会計事務所を開業
平成27年2月 業務拡大にて事務所移転
平成28年12月 業務拡大にて事務所移転

地主である大家さんだけでなく、サラリーマン大家さんのサポートも手厚いwish会計事務所。代表の小林先生に事務所の歴史と取組みを伺いました。

税理士を目指したきっかけを教えてください

 私の父親は銀行員でした。自宅で、仕事の話をすることはあまりありませんでしたが、父の姿を見ていて、お金、経理、会計などの重要性はなんとなく心に残っていました。
 そのこともあり、簿記の勉強を始め、その延長で税理士を目指すようになりました。
 大学卒業後は、実家のある新潟に2年帰っていましたが、その後、東京に戻り資産税中心の会計事務所に勤めました。その時、出会ったのが専門家インタビューでもご紹介されている猪本先生です。猪本先生が開業なさるときに私も移籍しました。
 その間も税理士の勉強は続けていて、35歳の時に合格しました。合格後も猪本先生のジャスティス会計事務所のお世話になっておりましたが、4年ぐらいたってから独立しました。
 猪本さん先生からは「お客さんに対して誠実な対応をすることが大事だ」という言葉を送られました。

独立後について教えてください

 独立後は0からのスタートでした。資産税の知識はありましたが、営業経験は全くありませんでした。半年ぐらいは、法人決算の業務が全くなく、かなり苦しかったです。
 挨拶回りのなかで、先輩方が「土日セミナーしたくないんだよ」みたいなお話を聞いて、不動屋さん主催のセミナーの講師を引き受けるようになりました。自分で取った一番最初のお客様は講師をしたときのお客さんでした。その時はすごい嬉しかったですね。
 そこから徐々にお客さんが増えてきて、3年目にはスタッフが10人ぐらいになりました。その後も順調に行きまして、2024年で開業11年目、職員も43人になりました。

事務所の強みと特徴を教えてください

 私の場合、不動産屋さんとセミナーをして、無料相談から対応するというケースが少なくありません。また、資産税の事務所のメインのお客様となる地主さんだけでなく、サラリーマン大家さんのお客様も多いです。
 サラリーマン大家さんは、地主さんと違い「儲ける」ことが目的です。ですので、そこのサポートや情報提供をすると非常に喜ばれます。このようにサラリーマン大家さんに向けて運用から相続対策までどっちも対応できるのは、うちの事務所の強みです。
 両方できるのがうちのポイントですかね。

事務所の運営について教えてください

 事務所運営では、なるべくトップダウンにならないようにしています。
 スタッフから意見を出してもらって、それに対してどう行動するかということを考えていきます。自分で全部決めちゃうと、さまざまな視点からの意見が出てきませんし、反抗勢力なんかも出てきて、色々大変です。自主性を持って、課題に対応してもらえるような体制を心掛けています。
 営業活動も私と決まったスタッフでやっていたのですが、他のスタッフにもしてもらうようにしました。結果が出れば、賞与も増えるので、やりがいにつながります。

事務所の教育について教えてください

 事務所のトップとしてスタッフが成長できる場を提供するというのも私の仕事だと思っています。
 うちの事務所では「無料相談」というのが非常に重要です。この時使う試算を何回も何回もやって、評価の基本を覚えてもらっています。資産で教育して、申告にための実力をつけてもらうというイメージです。

これから取り組みたいことを教えてください

 大家さんの悩みの相談場所を作りたいですね。それも「日本一」のです。
 大家さん、事業者、双方から相談できる場所を作って、コミュニケーションの場やネットワークを作っていきたいです。
single_banner