※ご好評のもと、相続マスター講座2日目は開催を終了いたしました。
今回は会場とオンライン参加合わせて約130名の方々にお申し込みをいただきました。
会長・天野による講話からスタートし、本題では後藤、酒井2名の精鋭スタッフが講義を務めさせていただきました。
皆さまの今後の業務にご活用いただけますと幸いです。引き続き3回目の講座もより良いものにしていきたいと考えております。
【開催後アンケート】
※満員御礼!新規参加受付は6月講座をもちまして終了いたしました。
来年も開催を検討しております。
■講座開催の背景
税理士法人レガシィは、30年以上相続専門を掲げ、年間1,000件超の相続税申告を行っています。そうした中で培われた技術やノウハウは、今まで表立って公開させていただくことはありませんでした。
しかしながら、世の中で相続件数が増え続ける中、先生方からご質問を頂くことも多くなりましたので、広く皆さまとノウハウを共有し、共に取り組んでいくという趣旨から、本講座を開催させていただきます。
■講座内容
初めに
普通の手続きのこともお話ししますが、レガシィならではのノウハウを軸に進めていきます。
(1)本等に書いていない事の話
(2)実務経験があるからこそ気づける部分の話
2.資料収集
・基本は顧客に資料の一式を揃えてもらう
・代理取得できるもの出来ない物が混在する
・代理取得出来ない物について取得漏れが無いように顧客に要望を出す
・お客さまは素人なので何を渡せばいよいか分からない
・「税理士」として必要資料を的確に伝えることで信頼を得る
・レガシィとしてはこれだけ細かくヒアリングをしている
(1)レガシィでのやり方(必要資料一覧の開示)
(2)単なるリストの提示ではない
(3)短期間で信頼を得る為の土台作り
(4)案件内容をよく知る為に必要なヒアリングの場(信頼関係の形成)
(5)必要な資料を的確に伝える事(取得資料の理由)
3.相続手続き・遺産整理
・お客さまでもできるが故によりプロの手続きが問われる
・お客さまの考え「相続に係る一切の手続きが全てやってくれる」
・お客さまの目線に立ち、「やる事・やらなくて良い事」をお伝えする
・代理取得が可能な資料について取得する
(1)税理士がやるべき相続手続き・遺産整理業務の範囲
(2)戸籍収集時の注意点
・相続以外で戸籍を取ることは無い
・メインは税金 相続はあくまでその一部 戸籍は読めない
・相続をやっていなければ知らなくて当たり前
(3)財産目録作成に至るまでの注意点
(4)銀行手続きについての注意点
(5)遺産分割協議書についての注意点
・中立の立場を崩さない 共感は大切だが肩入れしない
(6)預金分配における注意点
・クレームになりやすい箇所
(7)不動産登記における注意点
(8)申告義務が無い場合の対応について
4.その他
(1)プロとして見られていることへの意識
(2)各士業で出来る事の線引きをはじめに伝えておく
・非弁行為になる可能性も……
(3)対応出来ない事をしっかり断る。その上で代替案の提案をする
・「できない」とただ断るのではなく寄り添う
※内容は予定です。予告なく一部変更になる場合もありますのでご了承ください。