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専門家インタビュー

茨城県常総市水海道に事務所構えて39年 開発した独自ツールで小規模事業者のお役に立ちたい

1955年生まれ。水海道一高、法政大学経営学部を卒業。
1983年に公認会計士、1985年に税理士登録。
監査法人に9年間勤務し、常総市水海道山田町に会計事務所を開業。

茨城県常総市水海道で小規模事業者のサポートのため精力的な活動をなさっている萩谷先生。今回はその思いと、そのために開発した独自ツールについてお伺いしました。

茨城県常総市水海道に事務所構えて39年と伺いました。 この地で会計事務所を構えるまでの経緯を教えてください。

萩谷先生:初めは、会計士の資格を取得したいという思いから、東京の監査法人に就職しました。ただ、働いているうちに、経営者を厳しく監視し取り締まる「監査」の仕事よりも、経営者に寄り添いお手伝いをする税理士業務に関心をいだくようになりました。 そこで、資格取得後、地元である水海道に戻り、「公認会計士・税理士 萩谷孝男事務所」を開業いたしました。

事務所の特徴や強みを教えてください。

萩谷先生:私は地域の経済を支える小規模な事業者が廃業してしまうのを1つでも減らしたいという思いがあります。 そのため、顧問先も多くは従業員10人以下の小規模な事業者です。 小規模事業者というのは、個人も法人も含めて、キャッシュフローが全く分かってないことがほとんどです。そして、そのことが原因で破産したり、倒産したりしてしまうことも少なくありません。 この現状を何とかしたいと思い、長年の経験と工夫を活かして「キャッシュフロー見える化シート」というエクセルのツールを開発しました。分かりやすい指標とキャッシュフローの視覚化を組み合わせた画期的なツールです。 このツールを広めて少しでも小規模事業者のお役に立ちたいと思い、様々なセミナーを行っています。レガシィからも販売することになりましたので、一度お手に取っていただけると幸いです。

事務所運営にあたってのこだわり・思いを教えてください。

萩谷先生:私の事務所は現在、総勢6人でやっております。これまでに増減ありましたが、ちょうどいまの人数が統制もとれて、チームとして動きやすい規模であると考えています。 また、執務室はあえて、ワンフロアにしています。これは、私の考えを常に共有してもらいたいということと、メンバーが皆対等なチームであることを分かってもらうという意味があります。 対等な関係であるというのは、会計事務所とお客様についてもいえることであると考えており、不正や脱税思考のお客様はしっかりお断りするというのも事務所の方針にしています。 その上で、「お客様を大事にする」「お客様をけして馬鹿にしない」という当たり前のことを徹底してもらっています。

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