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天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2019.5.9 遺言のおさらい(自筆証書遺言の押印)-その4 

2019.5.9 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報

自筆証書遺言には、遺言者の押印が必要とされ、押印のない遺言は無効となります。

今回は、この押印に用いる印鑑についてお話したいと思います。

押印に使う印鑑は、必ずしも実印である必要はありません。

三文判等の認印が押された場合であっても、有効な自筆証書遺言として扱われます。

では、印鑑が用いられず、拇印が押された場合はどうでしょうか。

この論点について触れた最も古い判例は、大正時代のもので、遺言者が危篤に陥った場合に作成される死亡危急者遺言について、証人の押印が拇印であっても、有効であると判断しました。

もっとも、遺言者自身の押印が拇印であっても有効な遺言書と扱うことができるかについては、下級審の間で有効とするものと無効とするものがあり、平成に至るまで判断が分かれておりました。

次回は、この論点について判断を下した最高裁の判例について、説明したいと思います。

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 八杉 努 4079

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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