相続税申告件数は日本で最大級 50年を超える歴史 税理士法人レガシィ

天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2015.6.15 馬券の払戻金に係る課税の取扱いについて。その3

2015.6.15 | カテゴリ:相続応援日記, 税制改正

競馬の外れ馬券も経費となるのか、と注目された判断が最高裁でなされたのを受け、国税庁はその取扱いと改正後の所得税基本通達をホームページに掲載しました。

今回の最高裁判決は今までにお話しした通りの結末でしたが、実は今回の判決の主文は「被告人を懲役2月に処する」(執行猶予2年)というものでした。

理由は「正当な理由」がないのに所得税確定申告書を申告期限までに提出していなかったからです。

この「正当な理由」は国税通則法66条、所得税法241条に記載されています。

今回は

・申告義務があることを承知していながら確定申告書の着手すらしていなかった

・国税当局から指摘を受けなかったので次年度以降も申告を怠った

・馬券購入で得た所得につき申告しなかったことで過去に問題となった事例が無かった

・通達の画一的運用による誤った法解釈で過大な課税がされる恐れから申告をしなかった

といった事情は「正当な理由」とはならないとしています。

国税庁の見解に異論があれば裁判等の正式な手続きを踏むよう示されています。

 

現実問題として、競馬や競輪により得た利益を申告している人がどれほどいるのかは不明ですが、今回の事件は競馬や競輪による利益についても申告の必要があると世間に知らしめる結果となりました。

ちなみに、宝くじは「当せん金付証票法」により所得税は非課税となっています。

宝くじによる高額当選があった場合には当然預金残が増えることになりますが、ご相続が発生した場合に税務署から指摘を受けるのではないか、と心配される方がいらっしゃいます。

その際は銀行で発行される「当選証明書」をなくさずに取っておきましょう。

ただし、当選金を家族にあげた場合は贈与税がかかりますのでご注意ください。

 記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3136

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

 

  • 無料面談、無料メール相談
  • 知って得する相続豆知識 メールマガジン

アーカイブ

  • ※日本最大級とは創業以来の申告・有料コンサルティング合計件数のことを指します。

PAGE TOP