天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2016.12.21 配偶者控除・配偶者特別控除の見直し。その2

2016.12.21 | カテゴリ:相続応援日記, 税制改正

12月8日(木)に、与党が2017年度「税制改正大綱」を決定しました。

中でも社会の関心が高い、配偶者控除・配偶者特別控除の見直しですが、今回の見直しにより、全ての世帯で「減税」となるのでしょうか?

実際は、そう単純ではありません。

ここでポイントとなるのは、居住者本人(主に夫)の所得制限です。

現行制度では、配偶者控除については、居住者本人に所得制限はありませんでした。

つまり、配偶者(主に妻)の年間所得が38万円(給与収入のみであれば103万円)以下であれば、居住者本人が高所得であっても低所得であっても、配偶者控除が適用されていました。

ところが、平成30年分以降の所得税については、居住者本人の合計所得金額が1,000万円(給与収入のみであれば1,220万円)を超える場合には、配偶者控除の適用は受けられなくなりました。

居住者本人の所得が高い世帯については、今まで受けられていた配偶者控除が受けられなくなりますので、「増税」ということになります。

ちなみに、配偶者特別控除については、現行制度においても、今後においても、居住者本人に所得制限があります。

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ  天満 亮  3504

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