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天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2016.9.1 配偶者の相続分が変わる?その3

2016.9.1 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報

本年621日、法務大臣の諮問機関である法制審議会の民法(相続関係)部会は、民法改正についての中間試案をまとめました。当ブログでも「民法(相続関係)等の改正に関する中間試案」(77、8、11日掲載)でその概要をご紹介しております。今回はその改正案の一つである遺産分割時における「配偶者の相続分の見直し」について、弊社のA先輩税理士とB後輩が先日議論していたためご紹介します。

(その3から続き)

A先輩「さて昨日の乙案は婚姻期間の長短を考慮する方法だったね。ではもう一つの甲案を紹介しよう。その前にもう一度質問。B君だったら、配偶者の不公平を解消するためにどのように考える?」

B君「うーん、正直なところですが、財産をすでにたくさん築きあげた人と婚姻した人は法定相続分を少なくしたいですよね」

A先輩「B君、またまたいいとこ突いてるよ!まさに甲案はそれで、配偶者と子が相続人の場合の奥様の立場で考えると、婚姻前の夫の財産や夫が婚姻後の相続で取得した財産は1/3だけ、婚姻後に形成した財産は2/3だけが法定相続分になるというものなんだ」

B君「なるほど、たとえば旦那さんと結婚した時に旦那さんが一文無しで相続も全くなかったけど奥様の内助の功で1億円を稼いで同額亡くなるまで持っていたら奥様の法定相続分は6666万円、一方、旦那さんと結婚した時に夫がすでに1億円を持っていてすぐに亡くなった場合は3333万円ってことですか?」

A先輩「うーん、厳密には違っていて、現行の配偶者の法定相続分は最低確保させてあげようという考え方があるんだ。だから後者の場合の奥様の法定相続分は5000万円」

B君「そうなんですね。でも結婚した時の財産を遡って調査するのは大変そうですね」

A先輩「まあね。甲案乙案どちらもメリットデメリットがあるので今パブリックコメントを募集しているところなんだ。B君も出してみてはどうかな?」

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 天野大輔 3430

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

 

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