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天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2019.2.7 遺言のおさらい(自筆証書遺言)-その4

2019.2.7 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報

今回は、自筆証書遺言に日付を書かなければならない理由について、お話ししたいと思います。

遺言に日付を明記することが要求される理由の一つは、仮に遺言書が複数発見され、互いの内容が矛盾する場合、遺言者の最後の意思を尊重するべく、最も新しい日付の遺言書に記載されている内容が有効とされるためです。

例えば、「長男に預貯金の全てを相続させる。」という内容の公正証書遺言が公証役場に保管されていたものの、後日、「長女に預貯金の全てを相続させる。」という内容の自筆証書遺言が発見されたとします。

この場合、自筆証書遺言の日付が公正証書遺言のそれよりも後であれば、自筆証書遺言の内容が有効、公正証書遺言の内容は遺言者が撤回したものとして無効とされます。

したがって、遺言内容に従うならば、長女の方が預貯金の全てを相続することになります。

もう一つの理由は、日付を明記することで、その時点での遺言者に遺言を作成する能力(遺言能力)があったかを判断するためです。

上記ケースで、仮に自筆証書遺言を作成した日付当時、遺言者が重度の認知症を患っており、遺言能力がないものと判断され、逆に公正証書遺言を遺した時点では遺言能力があると認められた場合には、自筆証書遺言の内容が無効となり、公正証書遺言の内容が有効となります。

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 八杉 努 4022

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