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天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2019.5.13 遺言のおさらい(自筆証書遺言の押印)-その6 

2019.5.13 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報

自筆証書遺言には、遺言者の押印が必要とされ、押印のない遺言は無効となります。

今回は、この押印を他人が押印した場合の、遺言書の有効性についてお話したいと思います。

民法上、自筆証書遺言に遺言者の押印が必要とされる趣旨は、遺言者が誰であるかということを明らかにすること、遺言内容が遺言者の真意であること、という点にあります。

このため、当然のことながら、遺言者本人によって押印されることが原則です。

もっとも、遺言者本人の依頼があれば、他人が押印した場合であっても、例外的に有効な遺言として扱われることがあります。

昭和初期の古い判例ですが、病床に伏している遺言者の依頼によって、他人が遺言者の面前で押印した場合には、遺言者自身が押印したものと同一視できるとして、適式な押印であると判断されました。

また、下級審の判例ですが、遺言者のいない場所で他人が押印したとしても、遺言者の具体的な指示に基づいている場合には、適式な押印であると判断したものもあります。

本判例は、遺言者が実印を他に預けており自身が押印できなかったため、相続人の1人に対し、預け先から実印の返還してもらうことと、その実印を用いて遺言書に押印することを依頼したという事情がありました。

遺言者は、高齢で身体を自由に動かすことが困難である場合も多いため、妥当な判断であるものといえます。

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 八杉 努 4081

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