天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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2016.12.16 広大地評価の税制改正はやっぱり「損」なのか?その2

2016.12.16 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報

平成29年度税制改正大綱が12月8日に発表されました。様々な改正項目の中でも資産税を中心にサービスをしている税理士法人レガシィでは特に広大地評価の改正に対して注目しています。弊社のA先輩税理士とB後輩が先日このことで議論していたためご紹介します。

(その1より続き)

A先輩「B君、まず広大地評価の税制改正を議論する前に、そもそも広大地とは何なのかおさらいしようよ。定義から説明してくれないか?」

B後輩「はい、広大地とは『その地域における標準的な宅地の地積に比して著しく地積が広大な宅地で、都市計画法第4条第12項に規定する開発行為を行うとした場合に公共公益的施設用地の負担が必要と認められるもの』です。でも例外があって、『大規模工場用地に該当するもの及び中高層の集合住宅等の敷地用地に適しているもの』は除かれます」

A先輩「よく覚えたね、B君。ま、まあその通りなんだけど、ざっくり言えば、経済的に開発をするとすれば土地の中に道路を入れたりした戸建て分譲が最も適している広い土地、ということだ。で、現行の評価方法はどういう計算式かな?」

B後輩「はい、広大地が路線価地域に所在する場合は、『①広大地の面する路線の路線価×②広大地補正率×③地積』です。そして②の補正率は『0.6-0.05×広大地の面積÷1000㎡』です」

A先輩「うん、つまり広大地の適用要件を充たせば、広大地の面積が大きければ大きいほど(限度はあり)評価額が減額されていく方法だね。広大地の面積が1000㎡なら補正率は0.55だけど5000㎡なら0.35だからね。『面積に比例的に減額する評価方法』と言えるね」

B後輩「でも平成30年1月1日以後は『各土地の個性に応じて形状・面積に基づき評価する方法』になります」

A先輩「そう、今までは広大地の土地の面積が1000㎡なら一律補正率が0.55だったけど、改正後は土地の形状が良いものは高く、形状が悪いものは安くするという方法になるね」

(その3へ続く)

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 天野大輔 3501

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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