2016.6.22 平成27年度 査察の概要。その2
今回も前回に引き続き、平成27年度査察の概要についてご紹介します。
前回、平成27年中に検察への告発の可否などの最終的な判断がされた件数は181件とご紹介しましたが、それらの脱税額と加算税額の合計は約138億円、このうち告発分は約112億円でした。
また、告発された事案1件当たりの脱税額は9,700万円で、告発された査察事案のうち、脱税額が3億円以上の事案が5件、5億円以上の案件が1件となっています。
なお、税目ごとの告発件数では、法人税が最も多く69件、次いで所得税が25件、消費税が12件告発されており、相続税については、5件が告発されています。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 靏岡 直希。3384
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