天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2014.6.26 平成25年7月~9月分裁決の公表。その2

2014.6.26 | カテゴリ:相続応援日記, その他

国税不服審判所は、平成25年7~9月までの公表裁決をHPに掲載しました。

そのうち相続税の事例として、債務控除について、主たる債務者が返済不能の状況に至っていないので、被相続人の保証債務は、債務控除の対象にならないとした事例(平成25年9月24日裁決)があります。

相続税で控除できる債務は、「確実と認められるもの」に限られています。

納税者は、連帯保証債務も確実と認められる債務に該当すると主張しました。主たる債務者が弁済不能で保証債務の履行が必要であり、保証債務履行後の求償権の行使が不可能であるという条件が相続開始日に現実に存在していたと判断したからです。

しかし、国税不服審判所は、保証債務が「確実と認められるもの」に該当するのは、主たる債務者がその債務を弁済することができないため保証人がその債務を履行しなければならない場合で、主たる債務者に求償しても補填を受ける見込みがないことが客観的に認められる場合に限られるとしました。

今回の債務者は、相続開始日において、債務超過の状況にはなく、また、各金融機関に対して弁済条件に従った返済を行っていることなどからして、債務を弁済することができないため、保証人がその債務を弁済しなければならい場合にあったとは認められないというのが結論です。

 

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 風岡範哉 2901

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